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October 26, 2007

【やなか百景】利休作・泪の茶杓―10月28日まで、大徳川展(東京国立博物館)

Yanaka071026  26日―12月2日まで東京国立博物館で催されている大徳川展で、「泪の茶杓」が10月28日まで展示されています。前半と後半の展示替えが行われるので要注意。私は、夜午後8時まで開館される金曜日が比較的空いていると予測して、26日、拝見してきました。

 この茶杓は、解説によると、1591年2月、豊臣秀吉に切腹を命ぜられた千利休が自らこの茶杓を削り、最期の茶会に用い、古田織部に与えたもの。織部は、この茶杓用に長方形の窓を開けた黒漆塗りの筒をつくり、その窓を通してこの茶杓を位牌代わりに拝んだと伝えられています。その後、徳川家康(駿府御分物)-義直と伝来。1623年の秀忠の御成の際、御数奇屋で用いられました。

 茶道のお稽古で、よく先生から伺う茶杓「泪」を拝見し、思ったよりも小振りで繊細だと感じました。茶杓の先端が少し歯こぼれしたような削れ方をしているのは? ・・・などなど、時代を超えて、偲んだり、思いを馳せたりする楽しさを堪能しました。

 その他にも、小堀遠州作の茶杓「虫喰」といって、柄の部分に穴が空いている洒落た茶杓、古田織部を主人公にしたマンガ「へうげもの」(モーニング・講談社)でも出てくる大名物の茶入れ「初花」や「新田」、また、古田織部が好んだといわれる甑(こしき)口といって、釜の口の縁が高くなっている古天明釜(名は梶)などなども展示されています。

October 14, 2007

【やなか掲示板】東京藝術大学美術館-「岡倉天心-芸術教育の歩み-」展、11月18日まで

Yanaka071014_72  14日-「岡倉天心-芸術教育の歩みー」展が東京藝術大学美術館で、11月18日まで催されます。同大学創立120周年企画の中心事業の1つ。

 同大学の創設に深く関わり、開校まもなく校長となた天心こと岡倉覚三(1863-1913)の業績を多角的に検証し、紹介するもの。期間中に、展覧会に関連したシンポジウムも3回開催されます。(第一回は終了)。

 詳しくは、こちら

October 13, 2007

【やなか百景】やっぱり谷中は面白い!-谷中芸工展、一箱古本市、上野・谷中アートリンクなど、もりだくさん

Yanaka071013_2_72_2  13日-やっぱり谷中は楽しいまちです。忙しくて今年は街歩きに時間が取れないとボヤいていたのですが、我慢できずに思いついたのが、「図書館に本を返しにいこう!」。しかし、街に出たが最後、やはり谷中芸工展のマップを手に、スタンプラリーに坂を上がったり、下りたり。通り過ぎる人の手には、アートリンクや一箱古本市のマップも。

 Yanaka1013_3_72 こうなったら、蛇行して図書館へ(いくつもの路地を通ってという意味です)。まずは、アートスペース・ゲント(台東区谷中5-7-7)の前の一箱古本市で、思わず買い物。(今頃!?と言われそうですが、森まゆみ著『深夜快読』(筑摩書房)を500円で)。併せてゲントでの髪飾りの展示をみて、スタンプをゲット=写真左上。続いて、谷中コミュニティセンターで、五重塔展と、いった具合。図書館からの帰りは更に糸の切れた凧状態に。

 千駄木空間(文京区千駄木2-49-8)のはと個展「谷中路地裏日記」=写真右では、知ってる路地やお店が描かれていて、来年の展示も今から楽しみ。毎年工房を訪ねている金継ぎnico(台東区谷中2-3-14)は、テレビ取材中でした。昨年買い求めた漆直しキットでのお茶碗修理の再開を誓い、一路根津教会へ。途中、尺八を吹きながらやってくるデウさんにも会えました。デウさんは、スタンプを持ち歩いているので、嬉しさも倍なんです。Yanaka071013_2  根津教会(文京区根津1-19-6)では、まちかどの近代建築写真展が催されています。根津教会そのものも1919年築の文化庁登録有形文化財。こじんまりとした礼拝堂は、隅に設けられた説教壇に向かって、長椅子が扇型に置かれ、居心地のよい空間となっています。おいしいコーヒーをご馳走になりました。 さて、5時も回り、スタンプの引き換えが終了しては大変と、芸工展事務局・香隣舎へ。と、途中に道路を挟んで人だかりに遭遇。屏風絵師アラン・ウエストさんのアトリエで、アイリッシュフルートの演奏会=写真左下が始まっていました。

 こんなに無計画に一歩家を出ただけで、催しや芸術家、歴史、空間、ネコ、おしゃべりに出会えるなんて、やっぱり谷中はおもしろいです。谷中芸工展は14日まで開催中。

October 10, 2007

【やなか掲示板】大徳川展-東京国立博物館で10日から

Yanaka071010  10日-東京国立博物館で、「大徳川展-この『大』は、二度とない。」が始まりました。10月10日から12月2日まで。徳川将軍家、尾張徳川家、紀伊徳川家、水戸徳川家、全徳川家の至宝300余点を一堂に公開する史上初の展覧会。

 展覧会は3部構成で、武器武具、家康愛用の品など、将軍の権威・権力の実像を紹介する第一章、天下一とも称えられた大名物の肩衝茶入「初花」、「新田」を史上初めて同時公開するなど名物茶道具や絢爛豪華な能装束など武家の美意識を紹介する第二章。第三章は、「国宝初音蒔絵調度」など姫君の華麗な婚礼調度など。

 展示品の一覧は、こちら

October 09, 2007

【やなか掲示板】谷中芸工展-

Yanaka71009 Yanaka071009_2 9日-谷中芸工展の参加企画として、「アートコンパ」や「夜の写生会」など絵を通して自己表現やコミュニケーションをすることの楽しさを発見するワークショップを展開している木谷安憲さん。11年目の今年、ワーキングショップのテーマは「ときめきアート塾」。10月14日午後7時~9時30分、鷹匠(文京区根津2-32-8)。参加費2500円(せいろ蕎麦と飲み物付き)。定員15人。お申し込みは、メールで。

また、これまでの10年のワークショップをモチーフにした絵画展も開催。14日正午から午後6時まで、鷹匠。

October 07, 2007

【やなか掲示板】D坂シネマー生き方・仕事をめぐる映画祭—10月8日ほか

Yanaka1008 7日-今年もD坂シネマが催されます。谷中芸工展参加企画。谷根千工房とNPO法人映画保存協会によるもの。今年は「みんなで見よう、時代の記録・D坂シネマ~生き方・仕事をめぐる映画祭」がテーマ。

 文京区や台東区のライブラリーに保存されている記録フィルムを丹念に試写して、より選りを上映する。今年の開催場所は、谷根千工房ではなく、協和会の蔵(文京区千駄木5-17-3、団子坂上、三河屋小林酒店正面路地を直進200メートル)なので注意!

 開催日は10月8日(月・祝)、10日(水)、12日(金)、13日(土)の4日間。各日とも午後7時から9時30分(開場は午後6時30分)。入場料300円。子どもは無料。

 10月8日=イタコの仕事「おこんじょうるり」(25分)、サトウハチローも出演する「蔭で働く人々」(9分)、「1000万円で死ぬまで面倒みます」(30分)、「よみがえる砂丘」(28分)、「川口の鋳物師」(41分)。

 10月10日=「さるかに」(19分)、「御所浦体験環境プログラム」(32分)、松川八洲郎作品「仕事=重サ+距離」(30分)、谷中の桜さん35歳の時「ある町の駐在さん」(15分)、「スーパースペース88東京ドーム・インフレート」(31分)。

 10月12日=「南無一病息災」(18分)、文京区総合庁舎完成の「区役所の窓口」(15分)、千代田線工事の際の根津の記録「くっさく」(30分)、「石を積む」(53分)、根津に住んだ哲学者・宮沢芳重の「地蔵になった男」(30分)

 10月13日=特別上映会。日本各地の上映作品から「ホームムービーの日-今年の1本」

 谷根千工房のホームページ「谷根千ねっと」は、こちら。映画保存協会は、こちら

October 05, 2007

【やなか掲示板】谷中芸工展2007―明日6日から14日まで

Yanaka071005_72  5日-今年も谷中芸工展が、6日から14日まで催されます。「まちじゅうが展覧会場」をキーワードに1993年に始まったこのイベントも今年で15回目。谷中学校のプロジェクトの1つ、谷中芸工展実行委員会が主催。

 写真左のバックが軒先に掛っているところは、ギャラリーだったり、職人さんの工房だったり、何かが起きています!!!実行委員の一人によると、今年もスタンプラリーがあるそうです。私は毎年、スタンプにつられて、ついつい端から端まで歩くことになるのですが、スタンプを集めたご褒美に、昨年は芸工展オリジナルの素敵なバックをいただいて、大喜びでした。今年は?

 この期間の街歩きのコツは、芸工展のマップ(有料)を手に入れることです。芸工展を10倍楽しむことができます!

 谷中芸工展のホームページはこちら

October 04, 2007

【やなか住ネコ】夜の現場監督、ユンボの黒白ネコ-谷中7丁目

Yanaka1004_72  4日-日暮里駅からの帰り道。東北のある県の農協の看板が掛っていた建物と民家が取り壊されたところ。最近、店舗兼住居の建設工事が始まっています。

 ロープが張られ、フェンスが巡らされてやたらと人が入らなくなった頃から、作業をしない夜の間はネコ天国に。領地争いや、ユンボの座席で香箱を抱くネコの姿が見られるようになっています。今日のユンボ担当は黒白ネコ。2匹で座席をシェアしていることもあるとか。

October 02, 2007

【やなか掲示板】菊まつり-10月6・7日、谷中大円寺で

Yanaka071002_72  2日-谷中菊まつりが10月6・7日、大円寺(谷中3-1-2)で催されます。下谷観光連盟、台東区など主催。

 大円寺には、水茶屋の美しい茶汲み女「おせん」を錦絵の開祖・鈴木春信が描いたことを記した碑が境内にあるます。

 両日とも午前10時半から午後8時まで、菊人形の展示、産地直送菊小鉢の販売、菊酒・菊いなりなど菊づくし販売のほ、6日は午後5時からNP0法人日本音芸術をつくる会によるミニコンサート、午後7時から9時までは、菊まつりパレードが催されます。踊りやかっぽれのパレードは、道灌山下通りからよみせ通りを通り、大円寺まで。

 7日は午後6時から打ち上げ式典として、橘雅友会による邦楽演奏、大円寺住職ほかによる火入れ式、午後7時からは薪舞が催されます。

 お問合せ先は、谷中菊まつり実行委員会。電話03-3821-3922。

October 01, 2007

【やなか掲示板】谷中まつり-10月6・7日、防災広場「初音の森」他で

Yanaka071001_72  1日-谷中まつりが10日6・7日の2日間、谷中で催されます。谷中まつり実行委員会などが主催。午前10時から午後4時まで。

 防災広場「初音の森」では、獣拳戦隊ゲキレンジャーショー(7日)や芸大生有志のコーラス・弦楽演奏、和太鼓ショー、上野中学校ブラスバンドなど。旧吉田屋酒店(下町風俗資料館付設展示場)では、甘酒サービスや菊人形展示、芸大生有志による琴演奏など。谷中小学校周辺では、台桜幼稚園の獅子舞、大道芸ほか。谷中五重塔跡こども広場では、模擬店やフリーマーケットが催される。

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