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October 30, 2005

【やなか界隈】秋葉神社の火渡り-11月6日に

yanaka1030  秋葉神社(台東区松が谷3-10-7)で11月6日(日)午後4時から、火渡りの神事が催されます。

 この神事は台東区無形民俗文化財に指定されています。

 ポスターには、次のような説明があります。

 秋葉神社は、もとは江戸城内の紅葉山に鎮火の守護神・鎮火社として祀られていたのだそうです。1869年(明治2年)の東京大火災の後、神田相生町周辺が空き地となって火除地とされ、その地に火除の守護神として翌年、皇居内から遷されました。
 それ以来、防火と無病息災の祈願所として、「秋葉様」と呼ばれて、広く市民から信仰され、親しまれてきたのだそうです。

 今の秋葉原(あきはばら)の地名の由来にもなっています。

 神田相生町から台東区松が谷の現在地に移されたのは、1888年(明治21年)で、1930年(昭和5年)、「鎮火社」を一般に呼び親しまれてきた「秋葉様」にちなんで、「秋葉神社」に改称しました。

 「火渡り式」は、社殿でお焚き上げなどの祭儀が行われた後、火災守護符を授けられた人たちが、無病息災と防火を祈りながら、裸足で炭火の上を渡る神事だそうです。

October 29, 2005

【やなか住ネコ】闇夜に透明黒ネコ-谷中7丁目

yanaka1011_4  29日-谷中のネコは一目散に逃げるというよりは、ちょっと逃げて難を除けてみて、さらに危ないと思えば、さらにちょっと逃げてみる・・・といった避け方をします。

 この黒ネコも、人の視線を感じて、人の手が届きそうにない高さに上り、様子を伺っています。自分が黒ネコで闇夜に隠れることも計算に入れているのか、いないのか・・・。

October 28, 2005

【やなか百景】さりげなく歓迎する人-谷中1丁目

yanaka1022_2  28日-谷中1丁目の玉林寺近く。黒壁に高い木塀。角に柳が印象的な家です。その木塀の上部に、まるで酒宴でもしながら、通る人を並んで見送る人の形の作品があります。

 谷中を歩いていると、さりげなく通る人の視線を意識し、さりげなく歓迎しているような地域の人たちの思いを感じます。コミュニケーションっていろんな形があるんですね。

October 26, 2005

【やなかの自然】路地に咲く山野草ホトトギス-上野桜木1丁目

yanaka1024_2 yanaka1024_3  26日-山野草で茶花としても人気のあるというホトトギス(杜鵑草)を上野桜木の路地で見つけました(写真左)。

 花の名前は、斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから由来しているようです。

 写真右は、我が家の鉢で咲いたホトトギス。半日陰でも水やりがまめでなくても育ってくれました。山野草というと清楚な響きがありますが、紫に白の斑点の花は、よく言えばゴージャスといった印象です。

October 24, 2005

【やなかSNAP】我家我家市、好天に人出多く-上野桜木

yanaka1024  24日-フリーマーケット「我家我家市(がやがやいち)」が23日、台東桜木郵便局横の路地で催されました。好天に恵まれ、子供服や衣類、足ツボマッサージ、雑貨などが路地一杯に並びました。

 このフリーマーケットは「楽しくリサイクル、楽しくボランティア」を合言葉に、年2回ほど開かれています。チャリティコーナーでの収益は、育英会レインボーハウスなどに送金されるということです。

 この催しが恒例行事のように続けられているため、この機会を待って、子供の成長とともに、服をリサイクルに出したり、また、買ったりしているようです。そのほか、いち早く訪れて、掘り出し物を探す姿も見られました。

October 23, 2005

【やなか百景】絶妙のサイズの駐車場―谷中7丁目

yanaka1023  23日-朝倉彫塑館の入り口がある通称・初音の道を歩くと、出会えるショットです。知人が「かわいい」と感嘆しているのを聞いて、改めて面白さに気づきました。

 車のフロントが、まるで「こんにちは」と覗いているように見えます。それにしても、毎日のこととはいえ、このスペースから車を出し入れするのですから、絶妙の運転テクニックですよね。

October 22, 2005

【やなか界隈】酉の市-浅草鷲(おおとり)神社

yanaka1020  22日-おとりさまというと、11月の酉の日に開かれる酉の市。今年は二の酉まであります。一の酉が9日(水)、二の酉が21日(月)です。

 浅草酉の市は、台東区千束3-18-7の鷲神社。昨年夜に出かけましたが、参道を通るのをあきらめたほどの人出で、宝船や俵などで飾った熊手の屋台が並びます。商売繁盛を祈願して、買い求められた大きな熊手を高く掲げて歩く人びとの姿が見られました。

 鷲神社のウェブサイトによりますと、9日と21日の酉の市は、前日(8日、20日)の午後11時15分から宵宮祭が執り行われ、午前0時から始まり、24時間催されます。当日祭は、午後1時から行われます。奉納太鼓は、午前0時5分から、鷲神社奉賛青年会によって演奏されます。

 また、神社で一番初めに熊手御守(かっこめ)を求めた人は、一番札が渡され、18金の小判と交換してもらえるのだそうです。そのほか、21日午後6時からはチャリティーオークションも予定されています。詳しくはこちら

October 19, 2005

【やなか界隈】池波正太郎記念文庫で、中一弥挿絵原画展「江戸の風景」

yanaka1019  19日-池波正太郎記念文庫で中一弥(なか・かずや)挿絵原画展「江戸の風景」が催されています。

 展示は3回模様替えが行われ、19日までは「鬼平犯科帳」、10月21日から11月16日は「剣客商売」、11月18日から12月14日は「剣客商売Ⅱ」・「仕掛人・藤枝梅安」の挿絵原画が展示されます。

 19日までは、「オール讀物」に掲載された「鬼平犯科帳」から、「目黒不動」(さむらい松五郎、昭和51年6月)や「仙台堀に架かる水道橋」(一本眉、昭和50年12月)など、16点が展示されていました。

 挿絵画家の中一弥さんは、1911年(明治44年)生まれ。新聞や週刊誌に時代小説を描き続け、長く池波正太郎の作品に挿絵を描いています。

 池波正太郎記念文庫は、台東区立中央図書館(西浅草3-25-16)の中にあります。開館日時は、火曜日~土曜日(午前9時~午後8時)、日曜日・祝日(午前9時~午後5時)。問合せ先は、03-5246-5915同図書館。

October 18, 2005

【やなかの自然】青花-ソライロアサガオ?壁面や生垣で

yanaka1016_4yanaka1016_3   18日-言問通り沿いの鰻屋さんの壁面いっぱいに育った蔓と、青い花が見事です。

 谷中界隈を歩いていると、この壁面のほかにも、生垣に蔓を巻きつけて青い花を一面に咲かせている光景が目につきます。

yanaka1016_5  花は夕方でも咲いています。インターネットで検索してみますと、どうやらソライロアサガオという名前のヒルガオ科の多年草で、開花時期は8月から10月頃のようです。

 この鰻屋さんの壁に咲いたソライロアサガオを見て、「鰻の肝汁のおかげでは?」などと、見事さが話題になっているとか。

写真左=言問通りで見られる壁面一面に咲いたソライロアサガオ。写真右上=ソライロアサガオの花。写真右下=谷中5丁目の生垣。

October 17, 2005

【やなか掲示板】吉村順三建築展-東京藝大・大学美術館で11月10日から

jyunzo_poster72jyunzo_poster2_72   17日-吉村順三建築展-建築家吉村順三の作品とその世界-が11月10日(木)から12月25日(日)まで、東京藝術大学・大学美術館で催されます。

 東京藝術大学などが主催するもの。同大学建築科創設100年の節目を記念し、建築や建築家の活動を知ってもらおうと、行われます。吉村順三が取り組んだ住宅作品や公共性を持つ建築への取り組みを一堂に集めた展示のほか、記念シンポジウム、記念コンサート、ギャラリートークが行われます。

 パンフレットには、「建築家・吉村順三は、(中略)生涯にわたって人々の日々の暮らしの場に温かなまなざしを向け続け、日本の自然や固有な文化風土に根ざす数多くの秀作を残しました」と紹介されています。

■吉村順三建築展

  • 期間:11月10日(木)~12月25日(日)
  • 開館:午前10時~午後5時(入館午後4時30分まで)、月曜休館
  • 観覧料:一般800円、高校・大学生500円、※20人以上団体割引有、中学生以下無料
  • 会場:東京藝術大学・大学美術館(台東区上野公園12-8)

《記念シンポジウム》

  • 会場:東京藝術大学美術学部大浦食堂
  • 定員:各回150人。無料(ただし定員を超える場合は入場できない場合あり)
  1. 「吉村順三の現代的意味」=11月19日(土)午後2時~4時。植田実(建築評論家)・森藤照信(東京大学生産技術研究所教授)・松山巖(小説家・評論家)
  2. 「吉村順三の設計作法」=12月3日(土)午後2時~4時。藤岡洋保(東京工業大学大学院教授)・高間三郎(科学応用冷暖研究所所長)・横内敏人(京都造形芸術大学教授)・野沢正光(建築家)

《記念コンサート》

  • 11月2日(水)午後7時開演・台東区立旧東京音楽学校奏楽堂
  • 11月4日(金)午後2時30分開演・愛知県立芸術大学奏楽堂
  • 11月5日(土)午後5時30分開演・八ヶ岳高原音楽堂

《ギャラリートーク》

 11月26日(土)・12月10日(土)午後2時~4時。定員30人程度

jyunzo_poster3_72 吉村順三(よしむら・じゅんぞう)

1908年東京・本所生まれ。1931年東京美術学校(現・東京藝術大学)建築家卒業。1931~41年アントニン・レーモンド建築設計事務所勤務。1941年吉村設計事務所設立。1945年~70年東京藝術大学助教授から教授として後輩の指導育成にあたる。南台町の家、軽井沢の山荘、ロックフェラー邸ほか数多くの秀れた住宅作品を創作し、また、皇居新宮殿基本設計、奈良国立博物館陳列館、八ヶ岳高原音楽堂ほか広範な公共的な施設において、現代の合理的志向をもとに日本の固有な文化性を映し出す作品群を多く残した。1997年4月逝去。(パンフレットから抜粋)

October 16, 2005

【やなかの自然】金木犀の香り漂う

yanaka1016_2 yanaka1016 16日-谷中界隈の金木犀も満開となり、まちを散策すると香りが漂ってくるようになりました。谷中は76のお寺が集まっていたり、また、戦災の被害も比較的少ないということもあり、大きな木が残っているといわれています。

写真右は、谷中霊園。写真左は、日本美術院の前の躰仙院(谷中鬼子母神)。

October 14, 2005

【やなか百景】江戸六地蔵六番-浄名院

yanaka1014  14日-浄名院(台東区上野桜木2-6-4)の江戸六地蔵第六番です。縁起によりますと、永代寺(富岡八幡宮の別当寺)の地蔵が本来は江戸六地蔵六番であったけれども、明治初年の神仏分離(明治政府の宗教政策)の際に、永代寺が廃寺となり、地蔵尊も破壊され、その後、浄名院に江戸六地蔵六番として再造されたのだそうです。

 江戸六地蔵は、1番・品川寺(南品川)、2番・東禅寺(山谷明神)、3番・真性寺(巣鴨)、4番・大宗寺(新宿)、5番・霊厳寺(深川寺町)、6番・浄名院(上野桜木)。

 ※浄名院の縁起はこちら

October 12, 2005

【やなか住ネコ】そろそろ冬毛に衣替えの茶トラ-谷中霊園

yanaka1011_3  12日-谷中まつりで賑わった9日の霊園。大通りから外れた墓地の参道では、喧騒と人の気配を避けているかのように、墓石の上に佇む茶トラと出会いました。

 毛並みもフカフカと冬仕様に変わってきているように見えます。

October 11, 2005

【やなか掲示板】根津・千駄木で下町まつり-10月15日・16日

yanaka1011_6  11日-根津・千駄木下町まつりが10月15日・16日の2日間開かれます。主催は、同まつり実行委員会。原則として雨天でも行われます。

 根津神社をメイン会場に、ほか5会場をサブ会場として繰り広げられるもので、根津神社では、模擬店や伝統工芸の実演、和太鼓、江戸カッポレ、大道芸、約50店のフリーマーケット(雨天中止)、名所・旧跡ガイド(16日午後1時~、ふれあいひろばで。先着20人)などが予定されています。

 そのほかは、根津ふれあい館で、伝統工芸展やミニ寄席(15日午後2時~)、駒込大観音や須藤公園でもリサイクルショップなどが催されます。

October 10, 2005

【やなか住ネコ】まさに招きネコ-初音小路

yanaka1011_2  11日-初音小路は、アーケードがついた飲食店が軒を連ねる路地です。夜になるとそれぞれの店の看板の明りがボワンと点ります。一見、行き止まりのように見えますが、通り抜けができる路地です。

 その初音小路のとある店先で、店番をしていたのが、三毛の黒ブチネコです。客引き?呼び込み?・・・いや、これこそ招きネコでは?

October 09, 2005

【やなか住ネコ】ひさびさ店番ネコ-初音小路

yanaka1009  9日-店番ネコです。初音小路にあるお店です。初音小路はアーケードの左右に居酒屋が軒を連ねる路地です。その一軒で、カウンターで香箱を組み、招き猫を決め込む茶トラを発見しました。

 開店前の忙しいところを、パチリ。

October 08, 2005

【やなか住ネコ】出会い頭でびっくりネコ-谷中5丁目

yanaka1008  8日-「びっくりしたなぁ、もう」という目つき。

 谷中のネコたちは、人がネコの存在に気づかなければ、まるで石に化けたつもりでもいるかように、微動だにせず人が通り過ぎるのをやり過ごします。が、このネコは、のん気に塀の上を歩いてきて、私と同時に相手の存在に気づいて、「はっ!」と慌てて塀の向こうに飛び降りたのでした。

October 07, 2005

【やなか百景】「谷中の仏像」展-谷中コミュニティセンターで

yanaka1007  7日-平成17年度谷中コミュニティ美術展「谷中の仏像」が15日まで、谷中コミュニティセンター1階ロビー(台東区谷中5-6-5)で催されています。入場無料。

 谷中コミュニティ委員会が主催するもの。これは、8日・9日に行われる谷中まつりのイベントの一つで、台東区などが「台東区のたからもの-寺社所蔵の文化財にみる歴史・文化-」展を催していることに合わせて企画されました。

 谷中の寺院や町なかの仏像の写真約70点が展示されています。仏像の写真を撮影し、さらに神仏像の図解説をまとめて展示した加藤勝丕(かつひろ)さんは「江戸幕府による仏教の保護政策や明治政府による神仏分離、さらに、その後から現在までの庶民の信仰や願いを知る手がかりとして、寺院に安置されている本尊と併祈仏、町なかの伝説の仏像、墓地にみる石仏など、谷中の仏像図鑑をつくることが目標です。今回は、諸宗の仏像図その1としてまとめました」と話しました。

yanaka1007_2  また、特別展示として、大森貝塚を発見したエドワード・S・モースが、助手の松浦佐用彦の死を悼んで石碑に刻んだ哀悼の辞の拓本が展示されています=写真下。これは、苅田銅山さんが濡拓したもので、モースの碑文は日本で唯一といわれ、谷中霊園にあります。

   その碑文には「忠実な学生、そして真摯な友人。科学的な探求心とともに、倫理を信じて自然を愛し続けた人。権威ではなく、観察と経験によってのみ真の言葉に到達できると確信していたひと。それが松浦君だった」(西河哲也さん訳)と書かれています。

 谷中コミュニティセンターの岩崎正明所長は「1年間という年月をかけて谷中の地で加藤さんが撮り続けた様々な仏像の写真は見る人に何を語りかけるでしょうか。見て何かを感じていただければ」と話しました。

写真上=展示会場。加藤勝丕さん(左)と岩崎正明・谷中コミュニティセンター所長(右)

■谷中コミュニティ美術展「谷中の仏像」

  • 会期:10月2日~15日午前9時~午後5時
  • 会場:谷中コミュニティセンター1階ロビー(台東区谷中5-6-5)※駐車場なし
  • 入場無料

October 05, 2005

【やなか百景】水曜日の朝-谷中7丁目

yanaka1005  5日-水曜日、朝倉彫塑館の母屋側玄関前。燃えないゴミの収集日です。集積場所に出されたバケツが並んでいます。

 場所によっては、ゴミを入れたビニール袋が山のように積まれているところもありますが、このようにバケツが並んだ風景は、地域に根ざして生活をしている人の姿が感じられ、私の好きな景色の一つです。

October 04, 2005

【やなか百景】8万4千体地蔵-浄名院

yanaka1004  4日-静寂に包まれた浄名院(台東区上野桜木2-6-4)の境内。まるで時の流れが止まったよう。所狭しと置かれた地蔵尊。風雨に崩れ、苔で緑がかった地蔵尊のお顔は、いつの時代も幸せを願う人々の思いがあることを、素直に受け止める気持ちになります。

 縁起によりますと、東叡山浄名院は1667年(寛文6年)、圭海大僧都によって、上野寛永寺36坊の一つとして開かれ、4代将軍家綱の母・宝樹院の菩提寺となり浄円院というようになりました。1734年(享保8年)、安楽律宗となり、妙立大和尚の孫弟子・玄門大和尚を第1世として浄名院と改称されました。

 玄門大和尚は、華美で繁栄めざましい江戸で、寺が隆盛する一方、ひとすじに清い信仰を広めようと安楽律宗を開いたのだそうです。

 やがて輪王寺宮の支持を得て、ご朱印2百石を賜った。

 1876年(明治9年)、38世妙運大和尚が、8万4千体の石地蔵建立を発願しました。これは、釈迦が入滅100年後にインドの阿育王が8万4千の石宝塔を世界各地に建立されたことにならったということです。

 石地蔵の奉納は、北白川宮能久親王をはじめ、徳川、小松、毛利など、元公家や財閥、梨園の花形など、さまざまな人が行っています。境内には、江戸六地蔵第六番の地蔵坐像のほか、院内にも六地蔵はじめ、へちま地蔵、安産育児地蔵、あらい地蔵など、さまざまな地蔵が置かれています。

 毎年、旧暦8月15日(15夜の日)に、たん、せき、ぜんそくに苦しむ人のための「へちま加持祈祷」が行われます。今年は9月18日に行われ、約1000人の参詣者が訪れたそうです。

 

October 03, 2005

【やなか掲示板】台東区のたからもの展が23日まで、東京芸大美術館で

yanaka1003  3日-「台東区のたからもの-寺社所蔵の文化財に見る歴史・文化-」が9月27日から10月23日まで、東京藝術大学大学美術館で催されています。

 出品されているのは、79点。

 室町時代(16世紀)のものとされる浅草寺縁起「伝応永本」は、東京都指定有形文化財で、檜前浜成(ひのくまのはまなり)と竹成(たけなり)兄弟が隅田川で漁をしているときに、浅草寺のご本尊の観音様が網にかかったという絵が描かれています。

 また、谷中本寿寺の木造日朝上人坐像は17世紀のもの。日朝上人(1422-1500)は日蓮宗の僧で、久遠寺11世貫首として久遠寺の発展に務めたという。煩った眼病を自ら克服したことから、眼病守護の信仰が生まれたということです。

 そのほか、約1000年から1300年前の奈良、平安時代に作られた硬貨「和同開珎(わどうかいちん)」、江戸時代の宝くじ券「富札」、寛永寺所蔵の「木造四天王立像」、冬の寒さに耐える三種の植物、松竹梅を描いた酒井抱一(さかいほういつ)・大窪詩仏(おおくぼしぶつ)・谷文晁(たにぶんちょう)筆の「歳寒三友(さいかんさんゆう)図」など。

 この歳寒三友図の三枚の絵は、画家や書家が描いたものを即売する会「書画会」で、即興的に描かれたようだといわれています。大窪詩仏は今戸、酒井抱一は根岸、谷文晁は下谷に住んでいたことがある台東区にゆかりがあり、いずれも江戸時代の文人です。

 ※「台東区のたからもの」展

  • 開館時間=午前10時~午後5時(入館は閉館30分前まで)
  • 休館日=月曜日(ただし10月10日は開館、11日は休館)
  • 観覧料=一般300円、高校・大学生100円、中学生以下無料。20人以上は団体割引あり。

October 02, 2005

【やなかSNAP】谷中芸工展はじまる-展示、シネマなどもりだくさん

yanaka1002_4yanaka1002_2yanaka1002_3   2日-まちじゅうが展覧会場「谷中芸工展2005」が1日から始まりました。 団体や店舗、個人など94の参加者。朱色のサインが目印です。10日まで催されます。

 主催は、まちづくりグループ谷中学校を母体として活動する谷中芸工展実行委員会。

  •  ※蒲生邸隣接地(写真左)
  • 細川流盆石東京九曜会の展示(上野桜木会館ロビー)(写真中央)
  • 谷中7丁目の路地(写真右)

【やなか掲示板】谷中菊まつり-10月8・9日、谷中大円寺で

yanaka1002-1  2日-谷中菊まつりが10月8・9日の2日間、谷中大円寺(台東区谷中3-1-2)で催されます。下谷観光連盟主催、谷中菊まつり実行委員会など共催。

 おせん菊人形展示、産地直送の菊3000株の菊市、かさ守稲荷ご開帳、谷中菊まつりパレード、9日午後6時からは、谷中橘雅友会による雅楽演奏・木剣祈祷火入れ式・薪舞が行われます。

 そのほか、菊酒など下町縁日も出て、境内はにぎわいます。

 この笠森おせん、説明板によりますと、明和年間(1764-72)に錦絵の開祖といわれる鈴木春信の麗筆によって、水茶屋の美しい茶くみ女として江戸中に知られた人です。境内に春信碑とおせんの碑ががあり、春信の碑の撰文は日本史学者で評論家の笹川臨風(1870-1949)。おせんの碑は文人・永井荷風(1879-1959)が記しているのだそうです。

October 01, 2005

【やなか住ネコ】門番ネコ-朝倉彫塑館

yanaka1001  1日-現在は締め切っている朝倉彫塑館の母屋側の玄関前です。三毛ネコが、秋のまぶしい朝の光を受けて、玄関の門の脇の石にチョコンと座っていました。

 人の足音の気配に、ネコはどうするだろうかと立ち止まって観察しました。そこに訪れたのは散歩途中の人とイヌ。イヌがやってくる方向とは逆方向に、ネコは逃げていきました。

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