« August 2005 | Main | October 2005 »

September 29, 2005

【やなか掲示板】まちじゅうが展覧会場-谷中芸工展、10月1日~10日まで

yanaka0929  29日-「まちじゅうが展覧会場」と、谷中芸工展2005が10月1日~10日まで、催されます。谷中・根津・千駄木・上野桜木・池之端・日暮里界隈の個人や店舗など94団体が参加して、ワークショップや作品展示・販売、音楽や舞踏などさまざまな自主企画で、表現発表を行います。今年で13年目。主催は、谷中学校を母体に活動する谷中芸工展実行委員会。

 谷中芸工展に参加している団体の案内とマップが200円で頒布されます=写真下yanaka0929_2今回のマップは、クリアファイルに納められたA4版。地図と参加者の紹介、スタンプラリーの台紙になっています。芸工展に参加者は、軒先に朱色の布に「谷中芸工展」と書かれたサインがぶら下がります。

 楽しむコツは、期間中行われる展示ものもあれば、一日だけのイベントもありますので、まずは、ガイドマップをインフォメーションセンターで手に入れて、興味のあるところにでかけることをお勧めします。個人の採算を度外視した手作り作品の販売などに、リピーターが初日から押しかけることもあるようです。

 インフォメーションセンターは、蒲生邸(谷中7-17-6)、午前10時~午後5時など。

 盛りだくさんの催しからアートリンクで紹介したイベントのほか、いくつかをご紹介します(敬称略)。

槍鉋(やりかんな)実演(谷中芸工展実行委員会有志)=10月8日午前10時30分~12時、午後1時30分~4時、蒲生邸隣接地。宮大工・菊池芳明棟梁の伝統技を披露。槍鉋の体験もできる。

細川流盆石展(深沢一恵)=10月1日~9日(3日休)午前10時~午後4時、上野桜木会館ロビー。盆石は、黒色のお盆にふるい、羽根などを使って、大小の石と白砂で自然の風景を描くもの。体験もできる。

第3回木のすまい展-市田邸・蔵からの伝言-(たいとう歴史都市研究会)=10月3日~10日午前10時~午後5時、市田邸。明治40年、日本橋で布問屋を営んでいた市田善兵衛さんによって建てられた市田邸の蔵からの写真、商売道具などを展示。

みんな集まれ落書き大会(関香代子)=10月2日(雨の場合10月9日)午前10時30分~午後3時、台東桜木郵便局横の路地。真っ白い紙に思いっきり落書きをする。

ルーツ尺八『吹歩』=期間中無休、谷中界隈。竹を吹きながら、界隈を歩く。尺八の制作実演あり。

September 28, 2005

【やなかの自然】シロバナヒガンバナ-谷中霊園

yanaka0928yanaka0928_2  28日-秋の風物詩の彼岸花(曼珠沙華・マンジュシャゲ)といえば、燃えるような赤を思い浮かべますが、白い彼岸花を見つけました。谷中霊園のさくら通りとぎんなん通りの交差点にある駐在所の入り口脇のところです。

 yanaka0928_3 このほか、谷中霊園では、赤い花の彼岸花(曼珠沙華)もあちらこちらに茎を伸ばし花を咲かせようとしています。

 彼岸花は、「ゆうれい花」とも呼ばれているそうです。茎の先端から放射状に柄が出ていて、その先に一つずつ花が付いています。葉がないのに、突然花が咲き出すからなのでしょうか、はたまた、墓地でよく見かけるからなのでしょうか。

 

September 26, 2005

【やなかSNAP】京成・博物館動物園駅を活用した新交通システムを提案-NPO上野の杜芸術フォーラムが

yanaka0923  23日-NPO上野の杜芸術フォーラムが10月10日まで、K's Green Gallery(上野桜木2-13-3)で「上野の杜に『メビウス街道』を創り出す-M in M プロジェクト2005」発表展示=写真を行っています。

 上野公園にある廃駅「博物館動物園駅の地下鉄空間を、ミュージアムとして再生させよう」と活動している団体で、昨年7月にNPOになり、メンバーは約30人ということです。

 今回の提案は、京成電鉄上野線の地下道を利用した上野・谷中地区の新交通システムです。

 パネル説明によりますと、この地区は、歴史や文化の散策で多くの人が訪れる一方で、休日は車の渋滞も激しく、歩行者にやさしいまちとは言えない状況がみられること。また、京成電鉄上野線は、日暮里-上野間の乗降客の減少で、すでに寛永寺坂駅の廃止(1953年)、博物館動物園駅の休止(1998年)されており、今後も日暮里駅周辺の再開発の影響を受けることが考えられること。しかし、京成電鉄の地下道や駅は昭和初期の地下トンネル技術を知ることのできる近代化の遺産であること。これらを勘案したということです。

 新交通システムの乗り物・トラムは、具体的に言及されていませんが、京成日暮里駅-京成上野駅-JR日暮里駅を結ぶもの。京成上野駅からJR日暮里駅までは、上野公園、東京藝術大学、初音の道などを経由しています(往路と復路では谷中地区の経由場所は異なる)。この路線は、博物館動物園駅を結節点に8の字を描く形になっており、博物館動物園駅を地下鉄道現代美術館として活性化させる計画もあわせて提案されています。

 このM in M プロジェクト2005は、10月10日まで午前11時から午後6時30分まで、K's GreenGalleryで展示されています。月曜・火曜休み(10月10日除く)。入場無料。

【やなかの自然】小さな秋・その2-谷中6丁目

yanaka0923_4  26日-谷中6丁目でみつけた小さい秋です。丹精込めた鉢植えのモミジが紅葉を始めていました。

 谷中のまちを歩くと、家々の玄関先や塀沿いに鉢植えが所狭しと並べられているのがわかります。 そして、その家の軒先の一番よい場所には、季節の鉢が置かれています。

 谷中の自然散策は、寺社や霊園の大木の秋と、家々の鉢植えの秋と、秋の発見にちょっぴり忙しい季節となりました。

September 25, 2005

【やなか掲示板】我家我家市(フリーマーケット)参加者募集中

panf0921_8  25日-上野桜木郵便局横の路地でフリーマーケット我家我家市(がやがやいち)が10月23日(日)午前9時から午後3時30分まで催されます。雨天の場合は10月30日に順延されます。前回は、衣類や子供服、雑貨などのほか、ギターの弾き語りなどパフォーマンスも行われ、にぎわいました。

 現在、出店者、パフォーマンス参加者を募集中です(締め切りは10月18日)。また、「楽しくリサイクル、楽しくボランティアをしよう」とチャリティーコーナーへの物品寄付も受け付けています。収益は、育英会レインバーハウスへ送金されるということです。

 お問合せ先は、電話03-5685-1553関さん。

 ※前回の我家我家市のレポートはこちら

September 23, 2005

【やなか百景】アートリンク始まる-谷中、芸術の秋

yanaka0923_3  23日-谷中・根津・千駄木界隈をアートでつなぐイベント「アートリンク上野-谷中2005」が始まりました。

 23日(祝)から10月10日(祝)までの間、谷中、根津、千駄木にある美術館やギャラリーなど25カ所で、展覧会やワークショップ、パフォーマンスなどが行われます。

 このイベントを楽しむコツは、まず初めにガイドマップを手に入れて、どのように街を廻るか作戦を練ることだと思います。上野の森美術館(台東区上野公園1-2)、gallery J2(台東区上野桜木1-7-5)、クマイ商店(台東区上野桜木2-13-3)、ギャラリーkingyo(文京区千駄木2-49-10)などで入手できます。

 ガイドマップからイベントを紹介します。

【やなかの自然】小さな秋みつけた-赤とんぼ

yanaka0923_5  23日-秋分の日。谷中は墓参の人たちで、賑わいました。車の交通量も多く、渋滞も散見されました。

 さて、妙雲寺(谷中6-2-39)の墓所で、赤とんぼを見つけました。尾が赤く、胸のあたりは赤みが薄く、翅は全体が透明なので、アキアカネという種類だと思います。

 人差し指でぐるぐると円を描いてトンボの眼前に近づけたところ、フワッと指に止まってくれました。

September 22, 2005

【やなか掲示板】谷中まつり-10月8・9日に開催

yanaka0922  22日-谷中まつりのポスターを掲示板で見つけました。メインイベントは10月8日(土)・9日(日)の2日間、谷中五重塔跡こども広場、旧吉田屋酒店(下町風俗資料館付設展示場、台東区上野桜木2-10-6)、谷中小学校周辺で催されます。主催は、谷中まつり実行委員会など。

 ポスターによると、谷中五重塔跡こども広場では、魔法戦隊マジレンジャーショー(9日)、芸大生有志のコーラス・弦楽演奏、和太鼓ショー、上野中学校ブラスバンド、台桜幼稚園の獅子舞、大道芸、フリーマーケット、模擬店。

 旧吉田屋酒店は、甘酒サービス、芸大生有志の琴などの演奏、大道芸、菊人形展示。

 谷中小学校の周辺では、芸大生有志のコーラス・弦楽演奏、台桜幼稚園の獅子舞、大道芸他。

 スタンプラリーも行われるようです。8日・9日はこのほかにも谷中芸工展、谷中仏像展など、さまざまイベントが行われ、街中が展覧会場のような賑わいとなります。

September 21, 2005

【やなか掲示板】朝倉彫塑館で特別展「朝倉文夫の青春-初期作品を中心に-」、10月1日から

yanaka0911_3panf0921_3  21日-10月初旬は、さまざまな催しが谷中を舞台に計画されています。街を歩くと、ポスターが点在しています。その中から、ご紹介します。

 彫塑家・朝倉文夫(1883~1964)の住居兼アトリエだった建物が現在、「朝倉彫塑館」として、建物や朝倉文夫の作品が一般に公開されています。登録有形文化財に指定されています。

 この朝倉彫塑館で10月1日(土)から11月6日(日)まで、特別展「朝倉文夫の青春-初期作品を中心に-」が催されます。

 また、芸術講座「彫塑が若かったころ-明治後期の彫塑家群像-」が10月22日(土)午後2時から、朝倉彫塑館3階朝陽の間で行われます。講師は、美術史家の田中修二さん。定員は50人。申し込み方法は、往復はがきに、講座名・住所・氏名・年齢・電話番号・職業を書いて申し込みます。締め切りは10月15日(土)必着。応募者多数の場合は抽選となります。

 芸術講座の申し込み・問合せ先は、〒110-0001東京都台東区谷中7-18-10 朝倉彫塑館芸術講座係宛。電話番号は03-3821-4549です。

【朝倉彫塑館】

  • 入館料=一般400円、小・中学生150円(20人以上の団体料金あり)
  • 開館時間=午前9時30分~午後4時30分
  • 休館日=月・金曜日(祝日と重なる場合は翌日)、年末年始、特別整理期間等
  • 所在地=台東区谷中7-18-10(JR・京成日暮里駅北口から徒歩5分)

【まちなみ探訪】うだつの上がる町-岐阜県美濃市

zemi0918  20日-谷中は、「江戸のある町」といわれ、JR山手線内という首都・東京の都心であるにもかかわらず、江戸時代から明治や大正、昭和の面影を探しに訪れる人の姿があります。

 さて、全国町並み保存連盟などによる「第28回全国町並みゼミ美濃大会-とりもどそまいか町並みの賑わい」が9月16日から18日の3日間、岐阜県美濃市で催され=写真、参加して来ました。

 町並みのことは何もわからずの参加でしたが、全国各地で活動している団体の報告を聞き、町並みはその町の歴史を物語るもので地域文化の表れであり、地域の人たちがそれを理解すると、自分たちの町を誇りに感じ、それが町の賑わい、活気に発展していくということを感じました。

zemi0918_2zemi0918_3 zemi0918_417日午後は、美濃市のうだつ(火災時に類焼を防ぐために隣家との間に防火壁を設けて小屋根をつけたもの)の上がる町並み保存地区で、花神輿渡御や5輌の山車とからくり人形の実演も行われました。

 ※美濃市で、10月8日・9日にうだつの上がる町並みで、美濃和紙あかりアート展が催されます。

 

September 20, 2005

【やなか住ネコ】ご無沙汰しました-谷中7丁目の黒ネコ

yanaka0920  20日-ご無沙汰しました。朝玄関の戸を開けると、ご近所が根城の黒猫が、中を覗こうとしていました。

 黒ネコというと、宮崎峻監督のアニメ映画「魔女の宅急便」に出てくる少女の魔女「キキ」の相棒「ジジ」を思い出します。

 ガラッと開いた戸に、「びっくりしたじゃないかぁ」とでもいうように、鳴きながら後ろを振り向き、トロトロと遠ざかっていったのでした。

September 16, 2005

【やなかの路地】「ようこそ」とでもいうような敷石の連続-谷中7丁目

yanaka0916  16日-路地といっても、民家で行き止まりになっているものもあれば、通勤・通学路になっているものもあり、さまざま。概して、住民の生活路で、案外ご近所の目があり、関係者や地域のことをよく知っている人以外は通りにくい気がします。

 さて、路地の面白さは、生活の雰囲気が感じられるところとほんの数十歩で景色が変わるところ、「え、ここに出るの!」という驚きがあるところだと思います。

 先日、毎日通り過ぎている生活圏で、新しい路地を発見しました。進んでいくと、途中で二またに分かれていました。一方は、正方形のコンクリート平板が道なりに敷かれていました。緩やかな左カーブが印象的=写真。行き先は、集合住宅の入り口でした。

 初めてこの路地に立ったとき、「ようこそ」と歓迎されている気がしたのは、このていねいに敷き詰められた敷石のカーブラインと、右側の塀の下に空けられた連続した正方形の窓のせいでしょうか。

September 14, 2005

【やなか百景】北原白秋が住んだ谷中天王寺18

yanaka0914  14日-秋晴れの一日。この家は朝倉彫塑館の隣に建っています。北原白秋が小田原市から1926年(大正15年)5月に上京して、住んだ下谷区谷中天王寺18といわれているところです。シュロが玄関先に大きく育っています。

 北原白秋(1885-1942)は、大正期に童謡で一時代を築いた詩人。

September 11, 2005

【やなかSNAP】藝祭・夜楽塾-戦争と平和テーマに「伝える」を考える

yanaka0911_2  11日-東京藝術大学の学園祭「藝祭」が11日まで3日間、校内や上野公園などで催されました。イラク戦争をイラクの人からの視点で伝えるドキュメンタリー映画「Little Birds-イラク戦火の家族たち-」の上映会と、その後、同映画の監督・綿井健陽(たけはる)さん、オウム真理教の視点で伝えるドキュメンタリー映画「A」、「A2」の監督・森達也さん、東京藝術大学教授の木幡和枝さんによる鼎談が行われました。

yanaka0911

 綿井監督は「今回の映画は、ナレーションなし、音楽なしでいきたいと思った。イラクのある家族の家にいる気持ちで見てもらいたかった。現場の泣き声、叫び声、戦争の音を聞いてほしいと思った」と話しました。それを受けて、森監督は「テレビだと情報になる。同じ動画でも音楽とナレーションを入れて、わかりやすくなる一方、喚起されるものが減るため、戦争が矮小化され、見る人の感応力がなくなる」、「テレビでは、一人の人の相反する心境や矛盾は、話をわかりにくくすると切ってしまう。(ドキュメンタリーは、)多面、矛盾、主観を打ち出すことで、見る人の心にあるものと呼応し、伝えたいことの本質は伝わるのではないか」と語りました。

 綿井監督は「戦争を撮るのは、戦争が生きるか死ぬかの極限の状態だからです。そして、その被害はきわめて複合的です。イラクの人たちが、フセイン独裁の崩壊を喜んでいることと、アメリカの占領を受け入れることは、イコールではないということです。フセイン政権下で、兄2人を徴兵で失った男性は、米軍の空爆で子どもを3人も奪われました。その場そのばの日々を暮らしていくしかない、翻弄されていく人を描きたかった」と説明しました。森監督も「戦争の現場を知る人は、誰も戦争を肯定しない。ドキュメンタリーは現実しか撮れない。自分が感知した真実を訴える。あとは、自分が感知した事実に、誠実になれるかだ」と述べるなど、ドキュメンタリー映画の監督2人が、「表現する」、「伝える」こととは何かを語りました。

写真上=デザイン科と作曲科による神輿。写真下=賑わう模擬店。

September 10, 2005

【やなか住ネコ】観察猫その2-谷中7丁目の黒白ネコ

yanaka0910_2 10日-観察猫に出会いました。路地を覗いたら、黒白ネコが横切ったため、ネコに釣られて路地に入り込みました。

yanaka0910_4 角を曲がると、井戸の名残りを感じさせるコンクリートに、黒白ネコがまちぶせしていました=写真

 カメラを構えても泰然自若。

yanaka0910_3 そのうちにネコの視線の先が気になって、クルリと振り返ると、事務所の玄関=写真。ガラス張りで、仕事をしている人影が見えます。

どうやら、働いている姿をじっと観察しているようです。谷中7丁目の観察猫を見つけました。

September 09, 2005

【やなか掲示板】東京藝術大学の学祭「藝祭」-9~11日

gesai2005

 9日-東京藝術大学の学園祭「藝祭」が9日~11日の3日間、校内や上野公園などで開かれ、演奏や展示などさまざまなイベント、模擬店などでにぎわいます。

 今年の藝祭のテーマは「上野震撼」だそうです。パンフレットに書かれた2005年度藝祭実行委員長の小山晋平さんのあいさつから抜粋すると、「藝大の人間はみな藝術家で後に世界を震わすことになるだろう。いろいろな意味で。まず手始めに藝祭で、上野の街で。上野にかかわるすべての人の度肝を抜こう。まさに『上野震撼』」だということです。

 主なイベントは次のとおり。

  • ピアニスターHIROSHI Piano Live&Talk in 藝大=10日(土)13時開演、藝大上野校地音楽学部5号館1階5-109大講義室。入場料500円。藝大楽理科卒のHIROSHIによるピアノ演奏とトーク。右手でポップス、左手でクラシックの同時演奏など、ユニークかつエンターテイメント性の高いライブを展開。
  • 夜楽塾2005=ゲストは綿井健陽、森達也、木幡和枝の3人。上映会:11日(日)16時30分開演、500円。講演会:11日(日)18時30分開演、入場無料。どちらも藝大音楽部5号館1階5-109大講義室。イラク戦争のドキュメンタリー映画「Little Birds」の上映会。講演会は、同映画の監督である綿井健陽さん、オウム真理教の視点で日本社会を見た自主制作ドキュメンタリー映画「A」の監督・森達也さん、2005年「愛・地球博」の「地球市民村」村長で、アドバイザリー・プロデューサーの木幡和枝さんによる鼎談。
  • 上野6丁目商店街神輿渡御=11日(日)13時~13時30分、上野Uロード(天候により中止の場合あり)。美術学部と音楽学部の各学科が協力して約1カ月をかけて作った神輿が、学生と商店街の人とで担がれます(渡御)。

 藝祭パンフレット(300円)=写真を、まずは手に入れることが、盛りだくさんのメニューを十分に楽しむための鍵になるのでは。

September 07, 2005

【やなか百景】諏方神社の山車人形番外ー鎮西八郎源為朝

yanaka0907 7日-今年の諏方神社(荒川区西日暮里3-4-8)の大祭は、御鎮座800年の節目の年でもあったことから、かつて谷中にあった山車人形2体が郷帰りをして、まつりを盛り上げました。

 郷帰りの2体のほかに、諏方神社が保管している山車人形「鎮西八郎源為朝(ちんぜいはちろうためとも)」も展示されました=写真。鎮西八郎源為朝は、源為義の8男で、源頼朝、義経の伯父で、武勇者で弓の名手だったそうです。

 諏方神社境内に、平塚春造さんがによる説明板があります(1989年10月付)。それによりますと、製作年は安政(1854~60)とありますが、作者は不詳。当時の諏方神社の山車は、江戸の中でも有名、かつ、格式高いものでした。それは、日清戦争の戦勝祝賀会が皇居前広場で行われ、東京中の山車が勢揃いした際に、登場する順位が3番目で、広場までの道中を鳶頭(とびかしら)たちの木遣りと芸者衆の手古舞(てこまい)、2頭の牛車がひいて参列したといわれているそうです。

 明治末頃は、本祭りのたびに牛と子どもたちに引かせていたのが、都市化で電線などによって、山車の運行ができなくなり、氏子有志による「祖崇会」が維持管理して人形だけを飾るようになりました。しかし、戦後、その組織が自然消滅し、人形は倉庫に保管されたままとなります。時を経て、人形の傷みが激しくなったことから、金子正男さんと工藤三郎さんが「このままでは朽ち惜しい」と復元したのだそうです。

 ※木遣り(きやり)=もとは、働く人の気と力を一つにするために歌った労働歌。鳶の歌として定着し、今では、おめでたい席で歌われることも多い。

 ※手古舞(てこまい)=江戸時代の祭礼の余興に出た舞。もとは氏子の娘が扮した。後に芸妓が、男髷に右肌ぬぎで、伊勢袴・手甲・脚絆・足袋・わらじをつけ、花笠を背にかけ、鉄棒(かなぼう)を左に突き、右に牡丹の花をかいた黒骨の扇を持って、あおぎながら木遣りを歌って神輿を先導するようになった(広辞苑調べ)。

September 06, 2005

【やなか住ネコ】逆観察猫-谷中7丁目

yanaka0906yanaka0906_2yanaka0906_4

yanaka0906_3

    6日-何気に視線を合わせて逃げていくネコを追いかけて、行く先を見ると、塀の隙間は行き止まり。ヒョイと身軽に塀を飛び越えるか?と思ったら、なんと塀の上を戻ってきて、ふてぶてしく絶対安全地帯に香箱を組みました。どうやら、暇そうな人間の生態観察を決め込んだようです。

 このネコが取る近すぎず、遠すぎない距離感は、住み始めた人たちが馴染んでいくのに、気長につきあってくれる谷中のコミュニティに通じるものがあるような気がしてきました。

September 05, 2005

【やなかの自然】サボテンの花-谷中6丁目

yanaka0905yanaka0905_3  5日-黄色いサボテンの花が咲きました=写真・8月27日撮影

 谷中6丁目の御宅の玄関脇に育ったサボテン。葉の先に花を付けるため、残念ながら、下から見上げるショットのみ。

 写真を撮っていたら、「きれいにとってね」と、ご主人が声をかけてくださいました。なんでも30年以上経っているそうで、放っておけば、2階以上までも伸びて広がってしまう勢いなので、葉の先端を切り詰めているのだそうです。

September 04, 2005

【やなか界隈】蛇塚-西日暮里1丁目

yanaka0904 4日-この蛇塚は、JR常磐線三河島駅近くの西日暮里1丁目44番にあります。

 今回、諏方神社大祭の神輿巡行ルートをたどって、気づいたことの一つに、諏方神社を総鎮守として祀っている地域の広さがあります。最寄り駅で言えば、北は、京成電鉄「新三河島駅」。西はJR「西日暮里」駅で、「日暮里」、「鶯谷」を経由して、東は「上野」駅。南は、東京メトロの千代田線「根津」駅辺りまでです。そのエリアを2トンの神輿が巡行するのですから、地域コミュニティの連携プレーなしには成し得ない行事だということを実感しました。

 さて話しを戻しまして、その神輿を追いかけて見つけたのが、この蛇塚です。

 荒川区教育委員会の説明板によりますと、この塚のある辺りは、かつて新堀(にっぽり)村字(あざ)蛇塚と呼ばれていたそうです。江戸時代、この字蛇塚と呼ばれた土地は、新堀村と谷中本村(やなかほんそん)との入会地(いりあいち=共有地)で、両村の境あったそうです。字名の蛇塚は、この塚に由来しているのだそうです。

 1828年(文政11年)に編まれた江戸時代の地誌「新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふどきこう)」には、「蛇塚 陸田の内にあり」と記されていることから、昔は田畑の中に祀られていたことがわかります。

 現在の碑は、大正の初めに折田長次郎さんによって再建されたもので、「蛇塚」の名を後世に残すために建てられ、「蛇塚弁財天」として祀られているそうです。

September 03, 2005

【やなか住ネコ】ねこ好きは、おばさんばかりではない・・・

yanaka0903 3日-谷中銀座に続く階段「夕やけだんだん」の上です。ここは、ネコ・ウォッチングのスポットです。ネコの愛らしい姿に足を止める人がいる一方で、ネコも通り過ぎる人を眺めていたりしています。こは、「ネコ好きはおばさんばかりではない」というショットです。

 地域の野良猫の面倒を見たり、野良猫を見かけると思わず話しかける女性(妙齢ではない)をネコおばさんというようです。では、ネコおじさんという言葉は存在しているのでしょうか?このプログを書きながら、気になったので、ウェブの検索エンジンGoogleで、調べてみました。

yanaka0903_2  「ねこおばさん」で検索するとヒット数は381件、「ネコおばさん」が223件、「猫おばさん」が1580件で、合計2184件。一方、「ねこおじさん」・「ネコおじさん」・「猫おじさん」の合計は968件。

 と、いう結果で、ネコおばさんほど、ポピュラーではないものの、ネコおじさんもいることが確認できたのでした。

Continue reading "【やなか住ネコ】ねこ好きは、おばさんばかりではない・・・" »

September 02, 2005

【やなか住ネコ・番外】店先の涼しさに不動のイヌ-谷中銀座

maru 2日-谷中銀座のとある店先で、ご主人様の意に反して、店先でゴロリと横になり、梃子(てこ)でも動かないマルちゃんです。

 店の中から流れ出してくるクーラーの冷風が心地よくて、どうやら一休みを決め込んだようです。ご主人が、「いくよ!」と綱を引いても立ち上がろうとせず、体の下に手を入れて起こそうとしても、ガンとして動こうとせず、ご主人は立ち往生=写真

September 01, 2005

【谷中私的!】信玄袋

yanaka_fukuro_2yanaka_fukuroyanaka0826_3 

 1日-今回の恥ずかしながらの私的!(発見)は、信玄袋です。

 諏方神社の神輿渡御で、貴重品などを入れるカバンとして、信玄袋を手にしている姿を見かけました。よくよく見てみると、その布地の種類も豊富。ネクタイのように、個性を光らせる小物なんですね。

 インターネットで検索してみると、信玄袋は、戦国時代の甲斐(現・山梨県あたり)国の武将・武田信玄が陣中で用いたとか、または、甲斐の人が考案したものとか、伝えられているそうです。

« August 2005 | Main | October 2005 »

Categories

  • 「やニャかの住猫です」
  • まちなみ探訪
  • やなかの自然
  • やなかの路地
  • やなかニュース
  • やなか・かわら版
  • やなか回覧板
  • やなか墓碑銘拝観
  • やなか掲示板
  • やなか桜並木
  • やなか界隈
  • やなか番外編
  • やなか百景
  • やなかSNAP
  • 春夏秋冬
  • 谷中私的!
  • 谷中超私的!