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May 31, 2005

【やなか百景66】銅造・釈迦如来坐像-谷中の天王寺

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 31日-銅造・釈迦如来坐像が、天王寺(台東区谷中7-14-8)にあります。台東区有形文化財に指定されています。1908年(明治41年)刊「新撰東京名所図会」に、「唐銅丈六釈迦」とあり、東京の名所の一つとして「天王寺の大仏」は親しまれていたことがわかります。
 丈六仏とは、一丈六尺の高さにつくる仏像のことをいい、坐像の場合はその半分、八尺で造られたそうです。
 また、1690年(元禄3年)の頃の「武江(ぶこう)年表」に「5月、谷中感応寺丈六仏建立、願主未詳」とあり、像背面の銘文にも、制作年代は元禄3年、鋳工は神田鍋町に住む太田久右衛門と刻まれているそうです。
 この銘文の中に、「日遼(にちりょう)」の名があり、これは日蓮宗感応寺第15世住持のことで、感応寺が天台宗に改宗して天王寺と寺名を変える直前の、日蓮宗最後の住持の名だということです。
 丈六仏の基壇の背面にある銘文によれば、この坐像ははじめ、五重塔跡北方西側の道路付近の旧本堂右側に建てられていたが、1874年(明治7年)の公営谷中墓地開設のために、墓地西隅に置かれることになった。その後、1933年(昭和8年)6月、修理をした後、現在の場所に鉄筋コンクリート製の基壇を新築してその上に移されたということです。さらに1938年(昭和13年)、基壇に納骨堂を置き、現在に至っています。

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