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May 28, 2005

【やなか百景63】将軍腰掛石と福神漬け発明者の碑-浄光寺②

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 28日-眺望に優れた諏訪台という台地にあり、特に雪景色がすばらしいと「雪見寺」とも呼ばれた浄光寺は、江戸東部六地蔵の3番目として知られる地蔵尊のほか、境内に、「将軍腰掛石」と福神漬け発明者の表彰碑があります。
 荒川区教育委員会の説明文によると1737年(元文2年)に、8代将軍吉宗が鷹狩の際にお成りになり、1740年以降に御善所(鷹狩や旅の宿)となったということです。ただ、腰かけの石の脇には「三代将軍御腰掛石」となっており、説明と碑に時代のずれがあるようで、浄光寺の方に聞いても「時代についても、石になぜ穴があいているのかもよくわからない」ということでした。
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 もう一つ、福神漬け発明者を表彰する碑があります。表には「福神漬発明者 野田清右衛門、表彰碑、従三位勲一等 村田保書」とあり、裏は「明治四拾四年拾貮月建立、永代維持料金壹百圓添納」とあり、その下に設立者の名前が並んでいます。
 この野田清右衛門は、上野にある食料製造・販売店「酒悦」(台東区上野2-7-11)の15代(創業1675年)で、明治初め頃に、大根・ナス・カブ・なた豆・シソ・ウリ・レンコンの7種の野菜を細かく刻み、醤油と砂糖、ミリンなどで作った調味液につけた漬物を発明。店が不忍池の弁天に近いところから、谷中七福神に因み「福神漬け」と名付けられたのだそうです。この福神漬けのほか、野田清右衛門は、海苔の佃煮もつくったそうです。
 福神漬けというと、カレーライスに添えられるのが定番の漬物ですが、ハウス食品のホームページによりますと、大正時代に日本郵船が欧州航路客船で、一等船客にカレーライスを出す際に添えたのが最初で、それが日本中に広まったということです。
 

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