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April 20, 2005

【やなか百景44】谷中・首ふり坂(三崎坂・さんさきざか)

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 20日-「谷中・首ふり坂」は、作家・故池波正太郎さんの短編のタイトルですが、この坂道は実在のものです。坂道を上るとかつていろは茶屋があったあたりで、その先は谷中霊園。下ると不忍通りを横切って団子坂となります。首ふり坂は、本当は三崎(さんさき)坂という名前です。三崎という地名の由来には諸説あるということですが、駒込・田端・谷中の三つの高台にちなんでいるといわれています。説明板には、1773年(安永2年)の「江戸志」によると「30年ほど以前、この坂の近所に首を振る僧侶がいたことから別名を首ふり坂というと」と書かれているのだそうです。
 ところで、池波正太郎著「谷中・首ふり坂」は、養子に入った武家の妻に辟易していた男が、初めて連れていかれた谷中の茶屋の怪力女に見せられて武士の身分を捨てた男の話。精力絶倫で、鼻持ちならない武家の妻が浮気現場の船宿に現れて、薙刀を振るうと、怪力でしおらしい愛人が男を庇って妻を川に投げ入れるシーンのおかしさ。勧善懲悪では語れない池波ワールドの妙味が谷中を舞台に描かれています。

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