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April 05, 2005

谷中霊園-「寺町の風情と緑を生かし、歴史を育む空間に」と都公園審が中間まとめ発表。財源確保に墓所貸付再開も提案

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 「谷中霊園再生のあり方について-中間のまとめ」が3月28日、発表されました。東京都公園審議会(田邊昇学会長)によるもので、石原東京都知事の諮問を受けて検討されました。
 再生のテーマは「谷中霊園-寺町の風情と緑陰に包まれ、まちの歴史を育む空間-」です。
 谷中霊園は、江戸時代から人々に親しまれた場所で、明治維新によって生まれた霊園。歴史の証人として、昔と変わらない佇まいを残し、人々に親しまれてきた歴史と緑の中で、集い安らぎを得られる場所にするために、地域と一体となって再生していくと説明しています。
 再生方針は次の5つが挙げられています。
1.江戸以来の歴史や文化を伝える空間として再生
2.人々がつどい憩うことができる空間として再生
3.地域の貴重なオープンスペースとして再生
4.故人を偲ぶ静謐(せいひつ)な空間として再生
5.緑のネットワークの拠点として再生
 具体的な取り組みとしては、五重塔跡の広場などは谷中霊園を象徴する広場と位置づけ、また、著名人墓所や石碑などは保全、活用していく。散策ルートの設定や案内板など情報提供の推進。災害時の避難場所として園路沿いの空間を整備。霊園利用マナーの呼びかけや墓参者の利便向上(園路改修、ごみ捨てなど)。
 谷中霊園を東京の南北の緑の骨格軸の一部と位置づける。巨樹は保全。緑の保全計画の策定。崖線部の緑の保全と再生などを挙げています。
 そして、これらは、都民と使用者の理解と協力で実現するために、説明を十分に行い、意見聴取をすることが重要で、施設のデザインも地域に溶け込んだものとするなど、地域と連携して取り組むべきだと述べています。
 再生のために使う制度や手法は、霊園と公園との共存という将来像に反しない範囲で貸付けして財源を確保するとして、複数の種類の区画を用意するとともに、承継者がいない人向けの立体式墓地などの検討をするよう言及。まとまった用地を創出するために、無縁墳塚の整理と墓所を返還する人に現状回復義務の免除など特例を設けることを提案しています。
 都建設局公園緑地部計画課によりますと、都公園審議会は今後、中間のまとめに対する都民からの意見を受けたのち、最終報告書をまとめて、石原都知事に答申する予定だということです。
 ※写真は、中間のまとめから、図-霊園再生のための主な施設(イメージ)。五重塔跡地をシンボル広場とし、8ヵ所に広場、6ヵ所の明確な入り口、園路と骨格となる園路、保全する崖線部の緑の配置図となっています。

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