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February 09, 2005

【やなか百景17・春夏秋冬06】谷中七福神③毘沙門天

天王寺(台東区谷中7-14-8)yanaka0209
 9日-「威光」のご利益がある谷中七福神のひとり・毘沙門天は、天王寺に奉られています=写真(1月9日天王寺客殿内掲示写真)
 この毘沙門天は、この寺院が幕府の命により日蓮宗から天台宗の寺院として改宗した時に、奉安された新本尊だということです。これは、幕府の祈祷寺・東叡山寛永寺が、江戸の鬼門に置かれ、また、京都の比叡山延暦寺になぞらえて上野の地に建立されたことと同様、延暦寺の北方にある鞍馬寺が毘沙門天を奉っていることにならい、天王寺が寛永寺の北方にあることから、比叡山飯室谷円乗院から伝教大師の手によるとされる毘沙門天を本尊として、国家安穏・仏法護持を祈願したということです。
 本尊は、明治になってから、阿弥陀如来坐像に変わっています。
 この天王寺は、鎌倉時代後期に土豪・関長輝(せき・ながてる)が、この地に立ち寄った日蓮聖人に帰依して草庵を造り、弟子の日源が聖人の手による像を祀って、長輝山感応寺と称したのが始まりと言わる谷中でもっとも古い寺です。
 この寺は、1700年(元禄13年)には、幕府から富くじの興行を許され、目黒不動・湯島天神とともに「江戸の三富」に数えられてにぎわったことでも知られています。
 また、この天王寺の五重塔は、文豪・幸田露伴が小説「五重塔」を書いて有名になり、「谷中の五重塔」として親しまれましたが、残念ながら、昭和32年に放火によって焼失しています。

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