« 【やなか番外編】森鴎外・夏目漱石の住宅-明治村(愛知県犬山市) | Main | 【やなか百景17・春夏秋冬06】谷中七福神③毘沙門天 »

February 08, 2005

【やなか百景16・春夏秋冬05】谷中七福神②恵比寿

yanaka0208青雲寺(荒川区西日暮里3-6-4)
 谷中七福神のひとり、恵比寿は、日暮里の青雲寺に祀られています。寺によりますと、この恵比寿神は、昭和40年に復興開眼されたそうです。
 この青雲寺は、臨済宗浄居山青雲寺といい、京都花園妙心寺派の禅寺で、下総佐倉の堀田家代々の祈願寺だったということです。
 この青雲寺のあるあたりは、江戸時代の宝暦年間(1751-64)には、観音堂、弁天本社、金毘羅、富士浅間宮、大黒の秋葉社、布袋堂、護国稲荷、恵比寿堂、日暮宮など、諸祠堂が境内にあり、大庭園が切り開かれて、妙隆寺(現在は移転)、修性寺とともに、江戸時代の町民の憩いの場、文人墨客が訪れる遊覧の場であり、上野、日暮里、王子の桜の名所として、「花見寺」として親しまれ、にぎわったということです。
 しかし、1808年(文化4年)に焼失し、文政(1818-29)の頃には廃園となったとしています。
 その後、青雲寺は、明治に杯って再興されたものの、第2次大戦の大空襲で再び焼失。現在の重層造りの本堂は、昭和35年に10世義貞和尚の代に再建されました。
 境内には、昔、この辺りが、豊島川に続いた入り江で、遠くから船の目標になっていたという松の石碑「道灌船繋松の碑」が残されています。この松は枯れて今はありません。

 そのほか、南総里見八犬伝などの著者・滝沢馬琴にちなんだ碑がみられます。
1798年(寛政10年)に建立された硯の形をした滝沢馬琴の硯塚。そして、「春の雪 跡や煙の麦畑」と書かれた1810年(文化7年)建立の筆塚。また、享和年間(1801-03)の狂歌師・安井甘露庵を祀る馬琴筆の安井金毘羅宮、金毘羅権化鎮座碑および歌碑「雲と雪と五分五分に見る山桜 もう一寸も目をはなされじ」があります。

« 【やなか番外編】森鴎外・夏目漱石の住宅-明治村(愛知県犬山市) | Main | 【やなか百景17・春夏秋冬06】谷中七福神③毘沙門天 »

「やなか百景」カテゴリの記事

「春夏秋冬」カテゴリの記事

Categories

  • 「やニャかの住猫です」
  • まちなみ探訪
  • やなかの自然
  • やなかの路地
  • やなかニュース
  • やなか・かわら版
  • やなか回覧板
  • やなか墓碑銘拝観
  • やなか掲示板
  • やなか桜並木
  • やなか界隈
  • やなか番外編
  • やなか百景
  • やなかSNAP
  • 春夏秋冬
  • 谷中私的!
  • 谷中超私的!