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February 05, 2005

【やなか百景15・春夏秋冬04】谷中七福神①寿老人

長安寺(谷中5-2-22)yanaka0205
 5日-谷中七福神めぐりの一カ所、寿老人が奉られているのが長安寺です。元旦から1月15日までご開帳されます。この寿老人にまつわるいわれがあります。旅をしていた老人が、この地にとどまって、長安軒と名づけたお堂を建てた。徳川家康が納めた寿老人を安置していたところ、老山和尚が日暮れに通りかかり、長安軒に一夜の宿を求めた。その夜、老翁が、和尚にいうには、「立派な人にお堂を譲りたいと思っていたところ、今夜あなたが泊まった。お堂をお守りしてもらいたい、寿老人の福をよく人々に祈願するよう、教え諭してほしい。この里は将来、七福神を祀る地となるであろう」と語った。そのとき、枕元で鐘の音が響き、びっくりして和尚が頭をあげてみれば、夢でのできごとだったものの、老翁は見当たらず、やむを得ず和尚は長安軒にとどまることになったということです。
 この長安寺は、老山和尚が1669年(寛文9年)に開創し、八代翆巌和尚が、現在のお堂を再建して、今日に至るということです。臨済宗妙心派。本尊は、千手観音菩薩。西国33番札所のうちの22番惣持寺の写し。

 メモ:
 寿老人は、中国の道士で、白ひげを蓄え、鹿を従えている老人で、福禄寿と並んで長寿の福を授ける南極星の化身と伝えられています。長安寺の寿老人は、等身大の寄木彫刻で、左脇に鹿を従えた坐像=写真(1月9日撮影)。
 いわれの中で、老翁は、老山和尚に、「寿老人は福徳自在の神。いのち長くして諸願を果す福、父母に孝行の福、子なき人には子孫繁栄の福、病人には諸病平癒の福、戦火もなく財禄増進の福、農家には五穀豊穣の福、商人には商売繁昌の福を授け与える神である」と伝えたということです。

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