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January 10, 2005

【春夏秋冬01】谷中七福神詣で

hoteisama 七福神詣での中で、江戸でもっとも古いといわれているのが、谷中七福神詣でです。七福神は、不忍池の弁才天、上野護国院の大黒天、谷中天王寺の毘沙門天、谷中長安寺の寿老人、日暮里修正院の布袋和尚=写真、日暮里青雲寺の恵比寿、田端東覚寺の福禄寿です。元旦から15日まで、一斉にご開帳されるとあって、開運を願う人たちでにぎわいます。9日、谷中銀座商店街が新春イベントとしてこの七福神詣でをガイドしましたので、参加しました。200円の参加費で、おにぎり2個と甘酒、福引ができるというもので、今回、会費は全額、新潟県中越地震に寄付されるということです。

 午前10時30分に谷中銀座を出発し、田端の東覚寺を皮切りに、それぞれの寺院でご朱印をいただきました。不忍池の弁才天までたどり着いたのは午後2時過ぎでした。連休ということもあり、ボーイスカウトやグループ、親子連れ、年配者のカップルなどが目に付きました。

 この七福神ですが、創設者は上野東叡山の開祖・天海僧正といわれています。天海僧正は、経典の七難即滅・七福即生の文から、人望(福禄寿)・正直(恵比寿)・大量(布袋尊)・威光(毘沙門天)・長寿(寿老人)・富財(大黒天)・愛敬(弁才天)と、七神から七つの徳をお授けいただき、ますます幸福な生活が送れるようにと、七福神信仰を人々に勧めたのだそうです。

 また、天海僧正といえば、徳川家康公が思い出されますが、天海僧正が家康公に、「公のご生涯は、長寿、人望、正直、愛敬、威光、大量の七福を備えておられるので、困難な天下統一の大業を完成され、平和な国土をお築きになった。これを神でいう七福神の御徳を表しています」と申し上げたことから、家康公は大層喜び、狩野法眼探幽に七福神の絵を描かせたといわれています。
 そこで、この探幽の宝船に一緒に集めた七福神が評判になり、全国にコピーして宣伝され、普及していったのだそうです。
 
 徳川家康公と天海僧正がきっかけとなった七福神詣で。上野東叡山の弁才天を含むこの谷中で詣では、江戸時代から始まり、江戸でもっとも古いといわれています。そんな話を知ると、ご朱印を集めて詣でる人たちの中に、ふと江戸時代の人たちとも行き交うような気分になったりするのですから不思議ですね。

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